腕時計で360度撮影できる——ウェアラブルカメラ+スマートウォッチ「Beoncam」
2017/03/02 17:00
360度動画撮影が可能な腕時計型スマートウォッチ「Beoncam」がIndiegogoにて出資を募っている。
Beoncamの本体は、F値2.8の360度+ 190度広角レンズカメラを搭載したウェアラブルカメラになっており、静止画(JPEG形式)とHD動画(H.264形式、720p、15fps)が撮影できる。本体をリストバンドから取り外して、アクセサリとして用意されるアダプタやクリップでいろいろな場所に取り付けることができる。
操作方法はシンプルで、本体の3つのボタン(電源、静止画撮影、動画撮影)ですぐに撮影できる。 撮影した画像は8GBの内蔵メモリに保存され、静止画であれば約7000枚保存できる。充電式で、1充電でスタンバイなら4日間、連続使用時間は3時間程度としている。
iOS/Android対応の専用アプリ「Beoncam APP」では、録画した動画の再生や転送だけでなく、Beoncam本体カメラの視点をリモートで操作したり、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアとの連携による動画共有が可能だ。Wi-Fi(802.11 b/g/n)、Bluetoothをサポートする。
本体サイズは46.6(直径)×25 mm、重量は55g。生活防水程度の防水性はあるが、別売の防水ケース(19ドル、約2170円)を使えば、水深6mまで使用可能だ。
付属品として、ストラップや充電用クレードル兼用の三脚アダプタ、クリップ、自転車用ハンドルバー、USBケーブルなどをアクセサリとして用意する。
Indiegogoでは早期割引として、カメラとアクセサリのセットが99ドル(約1万1300円)で購入できるプランなどを提供している。なお、日本への発送は送料として20ドル(約2280円)が必要だ。
BeoncamはIndiegogoで4月上旬までクラウドファンディング中で、目標額3万ドル(約342万円)に対し3月2日の時点で2万ドル(約228万円)以上が集まっている。プロジェクトが順調に消化された場合、出荷は2017年7~8月を予定している。