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ウィンクルとLINEが資本業務提携を締結——バーチャルホームロボット「Gatebox」を共同開発

IoT製品の企画・開発を手掛けるウィンクルとLINEが資本業務提携を締結、好きなキャラクターと一緒に暮らせるバーチャルホームロボット「Gatebox」の共同開発を開始する。

ウィンクルが開発を進めるGateboxは、ホログラムを映し出すプロジェクション技術とセンシング技術の組み合わせにより、キャラクターをボックス内に呼び出してコミュニケーションを楽しめ、日常生活のサポートもしてくれるホームロボット。

同社ではGateboxの開発に2015年から取り組み、2016年1月にコンセプトを発表。12月には日米を対象に限定予約販売を実施し、1カ月で当初予定台数の300台を達成している。

今回の資本業務提携は、Gateboxの技術向上と事業拡大を目指して両社で共同開発することを目的としたもので、LINEがウィンクルの株式の過半数を取得して連結子会社化することで合意している。

今後両社では、LINEと韓国NAVERが共同で開発したクラウドAIプラットフォーム「Clova」やLINEが保有する各種サービスと連携することで、キャラクターとのより自然なコミュニケーションの実現やスキルの増大に取り組むという。

なお、ウィンクルでは提携に伴ってGateboxの開発体制を大幅強化し、電子回路設計やメカ設計のエンジニアなど10〜20名の人材募集も実施するという。

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