筒のように丸めると光る——電子回路が印刷された紙の懐中電灯「PAPER TORCH」
2017/03/06 12:00
ソフトバンクは、デザイン特化型のIoT商品開発プラットフォーム「DoT.（Design of Things）」発の製品第1弾として、電子回路が印刷された紙を筒のように丸めることで光る懐中電灯「PAPER TORCH（ペーパートーチ）」の販売を50台限定で開始した。
PAPER TORCHは、紙の老舗企業「竹尾」、東京大学発のベンチャー「AgIC」、デザインオフィス「nendo（ネンド）」の3社が共同で開発した製品だ。AgICの技術を活用して、市松模様のデザインが施された電子回路を紙面に印刷。紙の片面にはボタン電池2個とLED7個を、導電性のある接着剤で接着している。
同製品では、紙の巻き方を加減することで、光の強さの調整が可能。紙をゆったりと巻くと光が弱くなり、きつく巻くと強くなる。また、LEDが紙に触れると色が変わるため、紙の巻き方に応じて光の色の変化を楽しめる。LEDを接着している表面を上にして巻くとオレンジ色の暖かい光に、裏面を上にして巻くと白い光になる。
サイズは252×144mmで、重量は8g。販売価格は8000円（税抜）だ。
