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3Dプリンティング中の有害物質を除去できる——3Dプリンタ向け汎用フィルタユニット「Zimpure」

3Dプリンタ向け汎用フィルタユニット「Zimpure」がKickstarterにて資金を募っている。

Zimpureは、FFF方式の3Dプリンタのエクストルーダ付近に吸引ノズルをセットし、溶融したフィラメントから発生する有害物質を直接吸収するフィルタユニットだ。

Zimpure使用前後のUFP濃度 Zimpure使用前後のUFP濃度
Zimpure使用前後のガス濃度 Zimpure使用前後のガス濃度

内部にUFP(超微粒子)フィルタとチャコール(活性炭)フィルタを搭載し、発生する微粒子やガス成分を吸着する。開発者によれば、実験室環境において、UFP(直径10~300nmの超微粒子)量を測定した結果、作動前後で99.9%以上のUFPと、90%以上のガス除去に成功したという。

1枚のフィルタにつき500時間以上の連続使用が可能だ。本体寸法は168×111×124mmとコンパクトで、各社の3Dプリンタに取り付けられるサイズとなっている。

開発元によれば、Zortrax、Ultimaker、FlashForge、MakerBot、Delta、Prusa、M3D Microでテスト済みとしている。どんなタイプの3Dプリンタにも対応できるよう各種ノズルを用意しており、RaiseやRoboxのような造形エリアが密閉されたタイプのプリンタにも対応する。なお、今後ノズル形状を追加し、より多くのモデルに対応するとしている。

希望小売価格は149ユーロ(約1万8000円)。Kickstarterでは早期割引版として99ユーロ(約1万1900円)で購入できるプランを用意している。日本への発送は送料として30ユーロ(約3620円)が必要だ。

Zimpureは4月14日までKickstarterにてクラウドファンディング中。目標額の1万5000ユーロ(約180万円)は既に達成しており、製品の出荷は5月を予定している。

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