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腕と腰の作業負荷を軽減——軽作業向けアシストスーツ「ATOUN MODEL As」受注開始へ

パナソニック発のベンチャー企業アクティブリンクは、腕と腰の作業負荷を軽減する軽作業向けアシストスーツ「ATOUN MODEL As」の受注を6月8日に開始する。従来の腰用アシストスーツに腕を補助する機能を付加した新製品だ。

同社は、パワーアシストロボットの実用化を目的として、パナソニックの社内ベンチャー制度「パナソニック・スピンアップ・ファンド」により2003年に設立。2015年秋には腰用アシストスーツ「ATOUN MODEL A(旧商品名:AWN-03B)」の販売を開始している。

今回の新製品は、ATOUN MODEL Aをベースとして、装置体幹を支持するフレームに新たにY字型治具とベルトを取り付けて手首と腕を支え、重い荷物の保持を可能にしている。

同社ではこれまでATOUN MODEL Aを物流や工場などの現場を中心に約200台出荷してきているが、使用現場から寄せられていた腕の補助機能への要望に応え、今回の新製品開発に至ったという。

今後、3月に開始した仕分け現場での実証実験を経て、2017年秋の提供開始を目指している。

なお、アクティブリンクは4月1日に社名を「株式会社ATOUN」に変更予定だ。

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