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指先の動きで演奏できるシンセサイザ「Hyve Touch Synthesizer」

指先の動きで演奏できるシンセサイザ「Hyve Touch Synthesizer」がKickstarterに登場し、人気を集めている。

Hyve Touch Synthesizerは、60音のポリフォニックアナログシンセサイザだ。ボードにタッチする指の圧力、そして上下左右の動きで演奏できる。

同製品の下半分にはピアノの鍵盤のようにキーが配置されている。指を上下にスライドさせるとオクターブが変わり、左右にスライドさせると音の位置が左右に動く。下段にはタッチする圧力でピッチベンドをコントロールするキーが並んでいる。

一方、上半分は六角グリッドに協和音が隣接するようにノートが配置されている。それぞれのノートは調和関係にあり、直上がパーフェクト5h(完全5度)、右上がメジャー3rd(長3度)、左上がマイナー3rd(短3度)だ。Hyve Touch Synthesizerでは指1本でコードを弾け、スライドすれば次のコードに移れる。

Hyve Touch Synthesizerは2017年4月19日までクラウドファンディングを実施。3月24日時点では、目標額の2万ドル(約220万円)を上回る約4万1000ドル(約455万円)を集めている。

Hyve Touch Synthesizerの価格は、ボードとタッチインターフェースだけの「Hyve Synth Hacker」が79ドル(約8800円)、はんだ付けが必要ない組立キット「Hyve Synth Maker」が149ドル(約1万7000円)、完成品の「Hyve Synth Premium」が299ドル(約3万3000円)だ。出荷はHackerとMakerが2017年9月で、Premiumが2017年11月の予定。日本への送料はいずれも34ドル(約3800円)となる。 

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