ドラムとシンセでジャムセッション——ポータブルミュージックマシン「minijam studio」
2017/04/05 18:00
コンパクトなドラムマシン/ウェーブテーブルシンセサイザ/アナログフィルタ/ミキサー/スピーカーがセットになったポータブルミュージックマシン「minijam studio」がKickstarterに登場した。
minijam studioの各ユニットはコンパクトかつ充電式電池で駆動するため、ライブパフォーマンスやジャムセッションなど、場所を選ばずにプレイできる。ボディは丈夫なポリプロピレン製で、バッグやポケットに入れて持ち運びできる。各ユニット間の接続には標準プラグを使っているので、セットとしてだけでなく、単独でも使用できる。
ドラムマシン「tek.drum」は8トラックに8パターン16ステップ演奏とオートメーションが可能でサイズは155×65×32mmで重さが100g。バッテリは約12時間持続する。
シンセサイザ「tek.waves」は、4つのウェーブテーブル音源と2オクターブのキーボードを備え、サイズは155×65×32mmで重さが100g。バッテリは約12時間持続する。
アナログフィルタ「tek.filter」のサイズは115×65×32mmで重さが65g。バッテリは約40時間持続する。
ミキサー「.hub」はモノラル3ch入力で、ステレオプラグ出力、または44.1kHz 16bitのwavファイルでmicroSDカードに記録できる。サイズは140×65×32mmで重さが95g。バッテリは約6時間持続する。
スピーカー「.boom」もバッテリで駆動できる。
minijam studioは、5月3日までクラウドファンディングを実施。目標額5万ポンド(約685万円)に対し、4月5日時点で約4万3000ポンド(約589万円)を集めている。
tek.drum/tek.waves/tek.filter/.hub/.boomのセット価格は、170ポンド(約2万3300円)。Kickstarterでは130ポンド(約1万7800円)で入手できる。9月の出荷を予定しており、20ポンド(約2740円)で日本への出荷にも対応する。