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ロボットプログラミングの基礎が学べる——「mBotで楽しむ レッツ!ロボットプログラミング」発刊

FOM出版は、Makeblock製の組み立てロボットキット「mBot」を使ってロボットプログラミングの基礎を身につける子供向けの書籍「mBotで楽しむ レッツ!ロボットプログラミング」を発刊した。Makeblockの公式テキストだ。

mBotは、超音波センサやライントレースセンサなどの部品を使用して、簡単な組み立てとプログラミングでリモートコントロールできるロボットキット。欧米を中心にプログラミング学習の教材として普及しているという。

本書は、日本でも高まっている教育現場でのプログラミング学習ニーズに応える教材として制作された。mBotを動かしながら目標を達成する体験を積み重ね、プログラミング的思考を育成することを目的としている。小学生の読者を想定して大きな文字で構成され、ルビを入れてわかりやすく解説されている。

プログラミング言語には、教育用のプログラミング言語Scratch(スクラッチ)をベースにしたビジュアルプログラミング言語「mBlock(エムブロック)」を使用。mBotのライトを光らせたり、音楽を鳴らしたり、障害物を避けるなどの操作をプログラミングを通して学習し、論理的思考・創造性・問題解決能力を養成する。

対象は、量販店などでmBotを購入した子供や、mBotを使ったロボットプログラミング教育を実施する教育機関など。mBot添付のガイドには、組み立て方と簡単な操作方法しか書かれていないため、本書を使ってプログラミングすることでmBotの機能をフル活用できる内容となっている。

購入特典として、解説動画「mBotの組み立て」がスマホなどで視聴できるほか、mBotに“お面”として付ける「フェイスデザインテンプレート」、mBotの動きを計測するときなどに便利な「メジャー・分度器」をPDFとしてダウンロードできる。

B5変型判 191ページで、価格は1944円(税込)だ。

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