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日本の伝統工芸職人がひとつひとつ手作り——鹿沼組子ラップトップボード「KUMIKO」

日本の伝統工芸である鹿沼組子(かぬまくみこ)を組み込んだ木製ラップトップボード「KUMIKO」がIndiegogoで出資を募っている。

KUMIKO

KUMIKOは、日本の伝統技術を受け継いで新たな技術として進化させ後世に伝えるために設立されたライフスタイルブランドKUDEN(口伝)によるプロジェクトだ。

鹿沼組子は、木工業が盛んな栃木県鹿沼市で発達した日本の伝統工芸のひとつ。ヒノキなどから作った細かい部材を手作業で組み付け、麻の葉などの自然をモチーフにした幾何学模様を作る木工技術で、建具などの装飾に用いられてきた。

KUMIKO

KUMIKOは、組子の美しいデザインを取り入れたラップトップボード。ソファやベッドに腰掛けてノートPCやタブレットを膝の上で使うときに便利なアイテムだ。木製のため既存のMDF(中質繊維板)や竹合板製のボードより軽量となっている。

KUMIKO

本体右側のマウスパッド部分には、化学薬品を使わず植物性タンニンでなめした栃木レザーを採用。スマートフォンを立てて置けるスリットも備えており、スリットには電源ケーブルを通せる穴もある。

ノートPCやタブレットを置く部分が組子で作られており、使用中の熱を逃がす構造になっている。机の上に置いて使う場合は、KUMIKO本体に傾きをつけて放熱できるようチルトスタンドを取り付けて使用する。現在、2種類のチルトスタンドを試作中だという。

Furoshiki

KUMIKO本体を持ち運ぶ際に使う風呂敷も付属する。風呂敷の使い方を解説する小冊子も同封される。風呂敷の色は、紺またはえんじ色の2色から選択可能だ。

本体サイズは513×297mmで、重さはプレミアムモデルが800g、ベーシックモデルは740gだ。

ベーシックモデルのセット内容は、KUMIKO本体、風呂敷、シリアルナンバー付きタグ、本体取り付け用チルトスタンド、収納ボックス。プレミアムモデルは、KUMIKO本体の組子部分がより細かいデザインになっており、英語または漢字で名前を刻印したネームタグも付属する。

KUMIKOは2017年6月上旬までクラウドファンディングを実施中で、目標額は5万ドル(約560万円)。プレミアムモデルの販売予定価格は1200ドル(約13万5000円)だが、2017年5月8日時点で限定3セットが特別割引価格680ドル(約7万7000円)で入手できる。ベーシックモデルの販売予定価格は820ドル(約9万2000円)。こちらも割引価格620ドル(約7万円)で入手可能だ。出荷は2017年8月の予定で、日本国内への送料は50ドル(約5600円)だ。

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