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東京エレクトロン デバイス、IoT向けクラウドベース開発環境「Connexon」提供開始

東京エレクトロン デバイスは、IoTシステム構築に必要なデータフローアプリケーションをノンプログラミングで開発することができるクラウドサービス「Connexon」の提供を開始した。

同社によると、IoTシステムでは、多くの種類のセンサーデバイスやゲートウェイなどを取り扱い、システム環境やOS、開発言語もさまざまなものが混在するために、必要なデータの入出力、フィルタリングなどを行うデータフローアプリケーション作成には、多くの時間とコストが必要となる。

Connexonでは、ファイルとのデータ入出力やデータのフィルタリング、データベースへのインサートやHTTPノード間転送、クラウド連携などの標準機能をコンポーネントとして用意しているので、ユーザーはプログラミングすることなく、Connexon上のGUIエディターでパラメーターを設定するだけでデータフローを作成することができる。

Connexon上で作成したデータフローアプリケーションは、バイナリーデータとしてダウンロードし、自社システムにインストールすることができる。また、ユーザー企業が保有するデータ処理プログラムを組み込んだ形でデータフローを作成することもできる。

料金は年間でのサブスクリプションで、利用機能やユーザー数、開発するデータフローアプリケーション数によって料金は異なる。現在30日間無料トライアルを実施しており、同社サービスサイトから申し込みを受け付けている。

なお、5月10~12日に東京ビックサイトで開催される「第6回IoT/M2M展 春」の同社ブースにて、Connexon活用のデモを実施する予定だ。

同社では、アプリケーション開発企業やクラウドサービス企業、システムインテグレータ向けに今後3年間で5億円の売上を目指すとしている。

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