Polaroidは、2017年1月にパーソナルユース向け3Dプリントペン「Polaroid DRW 100／101」を発表しているが、Polaroid Design 3D Penはデザイナー、建築家、エンジニアなどのプロフェッショナルユーザー向けモデルだ。

本体ボディは質感のある仕上がりで、長時間使用によるジャム防止のため冷却ファンを内蔵している。4分間使用しないと自動休止するスリープ機能やフィラメント自動排出機能を備え、6段階の速度調節が可能。速度に合わせた自動温度制御機能も備えている。また、速度や温度を表示する本体ディスプレイには有機ELを採用している。

Polaroid Design 3D Penの本体寸法は120×18mmで、入力電源は5V、2A。エクストルーダー径は0.6mm、1.75mm径フィラメントに対応している。温度設定範囲は145～235℃だ。本体の色は、ブラック、ダークグレー、グレー、ゴールドの4色から選べる。

Polaroid Design 3D Penは、150ドル（約1万7000円）から予約可能。150ドルのセットには、3Dプリントペン本体、メンバー専用3Dギャラリーウェブサイトの1年間使用権、メンバー専用3Dギャラリーからプレミアムコンテンツをダウンロードできる権利30回分、PLAフィラメント（白または黒）20メートル分などが含まれる。

Polaroid Design 3D Penは、2017年6月上旬まで先行予約販売を受け付ける。5月15日時点で、目標額1万5000ドル（約170万円）に対して約3400ドル（約38万円）分を受注している。出荷は2017年7月の予定で、日本への送料は40ドル（約4500円）だ。