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スマホの音楽を車で再生——USBに差し込むBluetoothレシーバー「OKARA oc.1」

カーオーディオのUSB端子に差し込みスマートフォンの音楽を楽しめるQUICCO SOUND(キッコサウンド)のBluetoothレシーバー「OKARA oc.1」がMakuakeで先行予約販売中だ。FMトランスミッターと比べ高音質な再生ができる。

同製品を、カーオーディオのUSBに差し込んでスマートフォンの音楽をBluetoothで受信することで、データー転送過程を全てデジタルで行うことができる。

スマートフォンの音楽をカーオーディオで再生する方法として代表的なFMトランスミッターでは、FM電波へのアナログ変換が伴い、ノイズや歪みの発生に加え、15KHz以上の高音域が再生されない。しかし、同製品はノイズや歪みがなく、高音域は20KHzまで再生可能。高音までクリアな音質が楽しめる。

音楽データーをBluetoothで転送する際の圧縮方式(コーデック)は、標準のSBCに加え、iPhoneやiPadなどApple製品の標準であるAACと、Android OSのスマートフォンの多くが対応するaptXの2つの高音質コーデックに対応している。

セットアップは簡単で、USBメモリのように挿して、ペアリングするだけで使用開始できる。1度ペアリングすれば、2度目からはエンジン始動と同時に再接続され、自動的に再生が始まる。スマートフォンでの再生操作も不要だ。

Bluetooth音声をそのままカーオーディオのUSB端子に通すoc.1の機能を可能にしているのが、同社独自の「仮想オーディオファイル技術」。音声のストリーミングデーターをあたかもUSBデバイス上にオーディオファイル(.wav)が存在するかのように見せ、カーオーディオをファイルとして読み込む特許出願中の技術だ。

カーオーディオ側の動作条件として「USBメモリー上のWAV形式のファイルを再生可能であること」、および「KENWOOD製、Carrozzeria製のカーオーディオであること」の2つがあり、ALPINE製、Clarion製は対象外となる。同社は2つの条件を満たすものとして「oc.1互換機器リスト」を公開。Makuakeでの購入後、万が一このリスト上の機器でoc.1が動作しなかった場合、アナログ出力タイプの代替品(OKARA oh.1)との交換になる。

一般販売予定価格は6000円(税込)。Makuakeの先行予約では、25%OFFの4500円(税込)などで販売されている。8月中旬以降に出荷を開始する予定だ。

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