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ビット・トレード・ワン、次世代真空管「Nutube」を搭載した「ハイブリッド・ラジオ・レシーバー」を発表

ビット・トレード・ワンは、新型真空管「Nutube」を搭載した「ハイブリッド・ラジオ・レシーバー」を発表した。6月19日に、全国の電子工作キット取扱店およびWEBショップにて発売する予定だ。

同製品に採用されたNutubeは、ノリタケ伊勢電子の蛍光表示管技術を応用した三極真空管だ。従来の真空管と同じくアノード・グリッド・フィラメントの構造を持ち、真空管特有のサウンドを損なうことなく、優れたリニア特性を擁しているという。

また、従来品の2%以下という大幅な省電力化に加え、小型化(容積比で30%以下)、長寿命化(連続期待寿命3万時間)など、各種品質も向上している。

本体サイズは69×28×115mm(突起部除く)、重量は約135g。535~1605KHzまでの周波数に対応する。 出力端子として3.5mmステレオミニジャックを装備。アンテナはバーアンテナタイプで、電波状況により受信が困難な場合、外部アンテナの利用を推奨している。 電源には006Pアルカリ電池×1(20mA、別売)を使用し、電池寿命は約10時間だ。

組み立て済み版(ADDP1707P)とキット版(ADDP1707K)の2種類をラインアップ。予定価格はADDP1707Pが1万7800円前後、ADDP1707Kで1万5800円前後(各税別)となる。どちらにも携帯用収納ケースが付属する。

なお、同製品は「電子工作マガジン」2017年夏号(6月19日発売)との連動企画製品となる。電子工作マガジンの連動記事では、回路および動作などの説明について掲載予定だ。

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