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BigRep 3Dプリンター第2弾——大型FFF方式3Dプリンター「BigRep STUDIO」

イリスは、ドイツ製大型FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンター「BigRep STUDIO(ビッグレップ・スタジオ)」を発売した。

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BigRepの大型3Dプリンター第2弾となるBigRep STUDIOは、本体サイズが1022×1660×1500mm、重量250kgと、同社の大型3Dプリンター「BigRep ONE」よりもサイズダウンされ、かつ装置を2分割できるので、標準的なドアからの搬入が可能で、設置も容易になっている。

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直感的に使えるユーザーインターフェースやリモート機能を搭載し、クローズドハウジング構造で設置場所の安全性にも配慮しているので、教育現場や人の出入りの多い場所への設置にも適しているという。

同社によれば、先月行われた「第28回設計・製造ソリューション展」にてデモ展示していたBigRep ONEに対し、設置スペースがないなどの相談が寄せられたこともあり、BigRep STUDIOでこうした省スペースニーズに対応するとしている。

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BigRep STUDIOの主な仕様は、造形サイズ500×1000×500mm、0.6mm径ノズルのデュアル押出器を標準搭載し、レイヤー解像度は100~400μm、造形速度は最大140mm/秒だ。対応フィラメントとしてBigRep PLA、BigRep Pro HS、BigRep Pro HT、BigRep PETGを用意し、フレキシブル素材も近日発売予定だ。 販売価格は約600万円となる。

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