Hot Orangeは、年齢や利き手を問わず手にフィットする形状でグリップも柔らかく握りやすい3Dプリントペンだ。

従来の3Dプリントペンは、ペン本体の端にモーターを配置していて重心のバランスがあまりよくないものが多い。Hot Orangeは、ペン本体の中央部分に重心がくるように設計されていて、ペン本体を手に持った際に重心が手の中に位置する。他の3Dプリントペンのようにひじから腕を動かして操作するのではなく、手首を動かしてペンを操作できるという。

Hot Orange用フィラメントは、ペットボトルなどをリサイクルした環境に優しいPETフィラメントとPLAフィラメントの２種類が用意されている。いずれもフィラメント径は1.75mmで、ホットエンドの温度はフィラメントの種類とプリント速度に合わせて自動調整されるという。

Hot Orangeの早期割引価格は、PETフィラメントとPLAフィラメントが4色ずつ付属して45ユーロ（約5800円）。出荷は2017年12月の予定で、日本への送料は無料だ。

Hot Orangeは、9万5000ユーロ（約1200万円）を目標に2017年7月26日までクラウドファンディングを実施する。