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makerの発表の場——プロジェクトを共有できるウェブサイト「Maker Share」スタート

Makeはインテルとコラボして、全世界のmakerに向けた情報共有プラットフォーム「Maker Share」を開設した。

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Maker Shareは、オンラインで自分の作品やアイデア、解決すべき課題などを共有し、互いに学びあうことができるインターネット版「Maker Faire」とも呼べるコミュニティサイトだ。

「Makers」、「Projects」、「Showcase」、「Missions」、「Learning(準備中)」の各コーナーがあり、MakerShare.comに登録してプロファイルを設定すれば、Makersからポートフォリオとともに情報発信することができる。Maker Faireでは自分の作品を紹介する「Show and Tell」というプロジェクト発表会があるが、Maker Shareでは約2分間のデモ動画を登録して公開できる。

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Projectsコーナーには、RapidPro双方向音声応答システムによって地元住民に警報を伝えるカンボジアの洪水早期警報器「Tepmachcha」や、数百km離れた場所の雷を検知する300kHz受信器「Lightning Detector」など、7月11日現在で229のプロジェクトが公開されている。

また、Showcaseコーナーには「Bay Area Maker Faire 2017」に出品された作品の紹介や、ベータテスターを求めるEarly Adoptersなどが記載されている。

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そしてMissionsコーナーには、課題を解決するための手助けを求めているプロジェクトが掲載されている。現在、脳性小児まひの少女Maliaさんのコミュニケーションを助けるデバイス開発や、小中学校でファブ施設を導入している事例紹介の募集などが登録されており、世界中のmakerの協力を求める「ミッション」を共有する場だ。

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