ORANGE picoがUSBに対応——デュアルCPU搭載「ORANGE pico type D」
2017/08/08 14:00
ピコソフトは、プログラミングを学ぶためのシングルボードコンピュータORANGE picoシリーズの最新モデル、USB対応のデュアルCPU搭載「ORANGE pico type D」を発売する。
ORANGE pico type Dは、メインCPUのPIC32MX170F256Bに加えてサブCPUとしてPIC32MX270F256Bを搭載し、サブCPUがUSB制御を行う。これによってUSBキーボードの使用が可能となったため、従来モデルのようにPS/2キーボードを使用する必要があるという制限はなくなった。
加えてFATシステムをサポートしたことで、USBメモリーにデータ記録ができ、PCなどとのデータ交換も容易になった。ただし、USBポートは1つ(もう1つはPS/2キーボード専用)なので、キーボードとメモリーの同時使用にはUSBハブが必要となる。
基板サイズは95×72mm。販売開始時期は8月下旬で、組み立てキットの価格は2750円(税抜)からとなっている。
なお、早稲田大学西早稲田キャンパス で8月22日に開催されるG7プログラミングラーニングサミット2017において、ORANGE picoのワークショップを開催し、ORANGE pico type Dも展示する予定とのことだ。