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オープンフレーム構造でスケーラブル——FFF方式3Dプリンター「New Nine」

組み立て式FFF(熱溶融積層)方式の3Dプリンター「New Nine」がKickstarterに登場し出資を募っている。

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New Nineは、オープンフレーム構造を採用し、簡単に組み立てられるとともに、サイズの拡大などのカスタマイズが可能な構成となっている。また、ハイスピードでも安定した造形品質を実現するため、プリントベッドの下に「Mass Damper」を吊り下げるなど、独特の工夫が加えられている。

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印刷は、上から下にビルドプレートが下がるトップダウン方式機構を採用。ヒーテッドベッドの最高温度は120度、ノズルは250度まで対応する。フィラメントは1.75mmのABS、PLA、ナイロン、PETGなどに対応する。

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本体サイズは508×381×508mmで重さは3.9kg、標準キットの造形サイズは200×200×230mmで、積層ピッチは25~350μmとなる。最高プリントスピードは105mm/秒だ。スライサーソフトはCURA、Simple3Dに対応する。

New Nineの組み立てキットは199ドル(約2万1800円)、組み立て済みは399ドル(約4万3700円)。造形サイズ拡大などカスタマイズが可能なプランは、999ドル(約10万9000円)だ。出荷は12月になる予定で、日本への送料は確認が必要だ。

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