新しいものづくりがわかるメディア

RSS


Raspberry Piを使いやすく——Raspberry Pi用汎用インターフェースボード「ProdBoard」

操作ボタン/電源スイッチ/ディスプレイを搭載した多機能なRaspberry Pi用拡張ボード「ProdBoard」がKickstarterに登場し出資を募っている。

photo

ProdBoardは、40ピンGPIOヘッダーを備えたRaspberry Pi 2/3/B+に対応可能なアドオンボード。GPIO9~13, 16に接続されたボタン×6、LED×2、I2Cポート×3、1.3インチのハイコントラスト128×96 OLEDディスプレイ、IRインターフェースなどを備える。また、電源スイッチは専用のAttiny85で制御され、シャットダウンシーケンスなどを実行できる。ちなみにこの電源まわりは以前紹介した「Hackable Raspberry Pi Power Switch」と同等の構成となっている。

photo

開発元では簡単に利用できるサンプルコードを用意しており、i2Cポートに温湿度センサー「SHT31」を接続すれば、ウェザーステーションとして温度と湿度を表示できる。またUSB DACを接続してメディアコントローラーのフロントエンドとして利用したり、OLEDディスプレイに時計を表示したりもできる。

photo

ProdBoardの本体価格は330香港ドル(約4620円)で、本体以外に、赤外線コントローラー、Raspberry Pi組み立て用スクリュー、サンプルコードとドライバーが付属する。さらに、+/-/早送り/巻き戻し/一時停止・再生の5つのタイプのボタンキャップとマルチメディア専用赤外線コントローラーが付属する「マルチメディアパック」は、今なら340香港ドル(約4760円)で入手できる。10月の出荷を予定しており、日本への送料は60香港ドル(約840円)だ。

photo

ProdBoardは2万5000香港ドル(約35万円)を目標に、9月28日までクラウドファンディングを実施する。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ペロブスカイト/シリコン・タンデム型太陽電池が発電効率33.2%を達成し、世界記録を更新
  2. 自動運転するモノレールキット——タミヤ、楽しい工作シリーズ「モノレール工作セット」発売
  3. レンズ不要のカメラ? AIとラズパイを活用した「Paragraphica」が話題に
  4. ラズパイゼロを使ってみよう——ケイエスワイ、「Pi Zero W Starter Kit 32GB 6点セットV2 Sandwichケース」を発売
  5. ビット・トレード・ワンが「Raspberry Pi Pico ソケット・ターミナル拡張ボード」を発売
  6. 新型ラズパイカメラを特集——CQ出版、「トランジスタ技術」2023年7月号発刊
  7. ものづくりラボ大船|ロボット部品からサーキットまで揃う、エンジニアたちの交流場(神奈川県鎌倉市)
  8. ラズパイとBlackBerryキーボードでクラムシェル型ミニサイバーデッキを作ってみよう
  9. 自然言語で入力するだけでChatGPT連携アプリを作成できるツール「MetaGPT」
  10. 手動と自動をシームレスに切り替え可能なラズパイ制御のロボットプリンター

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る