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スマホから簡単3Dプリント——ビルドプレートが回転する小型FFF方式3Dプリンター「Sculpto+」

スマートフォンから簡単操作で出力できる小型3Dプリンター「Sculpto+」がKickstarterに登場し人気を集めている。

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Sculpto+は、前モデル「Sculpto」の「誰でも楽しめる」というコンセプトを継承し、さらに改良を加えた新モデルだ。特徴的な外観は同じで、ステッピングモーターでプリントベッドを回転させながら造形する独自の「バイポーラ」印刷方式を採用している。押出器はE3Dホットエンドだ。

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Sculpto+は、簡単操作にこだわってUSB接続やSDカードによるデータ送信を排除し、iOS/Android対応アプリかPCのウェブアプリからWi-Fi接続でダイレクトに操作する。印刷データは本体の内蔵メモリに転送されるため、Wi-Fi接続が切れてもプリントを継続できる。

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アプリから様々な3Dモデルを選択して簡単にプリントできるが、自分で作成したSTLファイルも出力が可能だ。その場合も、アプリからサポート構造と造形物の強度、印刷品質を3段階で選ぶだけで、クラウドベースのスライサーが自動実行してくれる。アプリは今後「Thingiverse」の3Dコンテンツを出力できるアップデートを予定している。

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プリント作業中のリモートモニタリングや、完了時のプッシュ通知機能も備える。解像度については「ファイン(精細)」、「ノーマル(標準)」、「ファスト(高速)」の3種から選択する簡単操作が可能だ。

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また、3Dプリント用シート「Buildtak」と柔軟性のあるビルドプレートを組み合わせて採用し、造形物の取り外し易さにも配慮している。専用フィラメントは、コーンから作られた生物分解性の専用PLA(径1.75mm)で、高強度と柔軟性を備え、20色から選べる。

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本体サイズは明記されていないがフットプリントは420平方センチとコーヒーメーカー程度で、重さは2.7kg。最大造形サイズは直径200mm×高さ160mmと、サッカーボール程度の容積の造形物が出力できる。積層ピッチは150~400μmだ。 運転時の騒音レベルは44~47dBで、家庭内で普通に使える静粛性を確保している。

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Sculpto+の予定小売価格は500ドル(約5万4400円)で、今なら数量限定の早期割引適用分が2399デンマーククローネ(約4万1700円)で入手できる。本体に0.5kgの専用フィラメントが付属する。フィラメントは0.5/1kgがそれぞれ99(約1720円)/189デンマーククローネ(約3290円)で追加購入できる。11月の出荷を予定しているが、現時点では日本は出荷対象国に含まれていない。

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Sculpto+は、10月3日までクラウドファンディングを実施中。9月5日時点で、20万デンマーククローネ(約348万円)の目標額を大幅に上回る約49万デンマーククローネ(約853万円)を集めている。

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