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フィラメントの大敵、湿気をシャットアウト——フィラメント専用保管コンテナ「PrintDry Filament Container」

3Dプリンター用フィラメント保管コンテナ「PrintDry Filament Container」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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PrintDry Filament Containerは、3Dプリンター用フィラメントを乾燥した状態で保管できるコンテナだ。

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開発元によると、湿気を含んだフィラメントは正常な3Dプリントの失敗の原因となり、不具合はプリントの途中で生じることが多いため、フィラメントと時間の無駄になるという。そこでフィラメントを乾燥できるフィラメント専用乾燥機「PrintDry Filament Dryer」を2016年にKickstarterで発表した。

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PrintDry Filament Containerは、フィラメント専用コンテナで、壁の厚さは一般的な保存袋の15倍、1個のコンテナにつきフィラメントスプール1個を入れるタイプで積み重ねて保存できるので、コンパクトかつ低湿度を保ちやすい。また、透明なのでフタを開けなくても中身を確かめられる。フタの周りに装着したシリコンシールが湿気の侵入を防ぎ、フタは4カ所でロックする。

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750gのフィラメントスプールと乾燥剤5個(10g)を入れたテストでは、外気の湿気約70%に対して、コンテナ内の湿気は2日で約10%まで低下している。その後1カ月間は30%以下に維持できるので、1カ月毎に乾燥剤をPrintDry Filament Dryerで再乾燥することを推奨している。

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PrintDry Filament Containerのサイズは265×100mmで、収納可能なフィラメントスプールの最大サイズは205×75mmだ。フィラメント1kg用のスプールも収納できるとしている。

PrintDry Filament Containerの6個セットが、今なら数量限定の早割価格48カナダドル(約4330円)で入手できる。また、PrintDry Filament DryerとFilament Container6個のセットを168カナダドル(約1万5200円)で提供する。12月の出荷を予定しているが、今のところ日本への出荷には未対応だ。

PrintDryはKickstarterで、11月18日までクラウドファンディングを実施中。10月4日時点で、目標額3500カナダドル(約31万6000円)の2倍以上の約9000カナダドル(約81万3000円)以上を集めている。

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