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Formlabs、歯列矯正器具用生体適合レジン「Dental LT Clear」を発表

Formlabsは、歯列矯正装置の歯科矯正器具に長期使用できる生体適合性レジン「Dental LT Clear」を発表した。加えて、従来からある歯科用レジン「Dental SG」を改良、造形時間を従来品より最大で50%短縮した。

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Dental LT Clearは、歯科の専門家用に調剤されたSLA(光造形)方式3Dプリンター用レジンで、出力時間を短くすることができるよう独自の樹脂を用いている。同社のSLA方式3Dプリンター「Form 2」を使い、単体でスプリントおよびリテイナーを50分未満で出力することができる。また最大で7つのスプリントを2時間以内に出力することができる。

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また、同社の歯科用レジンDental SGについても改良し、造形時間を以前よりも短縮した。同社の3Dプリント準備用ソフトウェアPreFormでモデルデータを加工し、Form 2で出力した場合、単一のサージカルガイドの出力では最大50%、フルビルドでは最大20%、速度が向上したとしている。

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Formlabs 歯科医療用製品担当部長Gideon Balloch氏は、「Form2によるサージカルガイドはすでに5万件以上の治療で利用されています。今回発表したDental LT Clearによりデジタルワークフローをさらに追加し、より効率的で正確、しかも安価な生産方法を提供できます。これにより臨床効果が向上し、患者の治療時間も短縮できます」と、そのメリットを説明している。ただし、今回発表された製品の国内展開は未定とのことだ。

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