新しいものづくりがわかるメディア

RSS


fθレンズで高精度な造形を実現——デスクトップSLA方式3Dプリンター「Weaver」

光学系にfθ(エフ・シータ)レンズを採用したSLA(光造形)方式3Dプリンター「Weaver」がKickstarterに登場した。

photo

Weaverは、405nmの紫外線レーザーを光源とし、分解能はXY平面で50um、Z軸で25um、デスクトップサイズながら最大造形サイズは150×150×190mmを実現している。

photo

Weaverの最大の特徴は、fθレンズを搭載したモデルを用意していることだ。ガルバノスキャナーのように焦点距離の長いヘッドを使う場合、通常のレンズで集光するとレーザーの焦点は印刷エリアの中央と周辺部で変わってしまい、ビームのスポットは楕円型になる。そのため、分解能が低くなったり、エネルギーが拡散して造形に失敗するという問題がある。

Weaverは、産業グレードのSLAプリンターで採用されているfθレンズを搭載するモデルを用意する。fθレンズは2枚のレンズの曲率を変えることで同一平面上に焦点がおけるため、造形エリアの端でもビーム径は50umで均一に保たれ、高精度な造形が可能になる。開発元によるとfθレンズ搭載モデルでの造形は、表面の滑らかさも優れているという。

photo

WeaverはKickstarterで、12月21日までクラウドファンディングを実施中。11月8日時点で、目標額5万ドル(約568万円)に対して約3万8000ドル(約432万円)を集めている。

photo

Weaverは、Kickstarter上では、早期キャンペーン価格としてfθレンズ付きモデルを1499ドル(約17万円)で提供する。出荷は2018年2月から。日本への発送も対応するが、送料は別途確認する必要がある。

photo
photo

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. コインサイズのArduino Uno——ATMEGA328P搭載マイコン「Piksey」
  2. 鎌倉市、日本初のFabCity宣言へ——フランスで開催されるFabCityサミットで表明
  3. Raspberry PiでsmileBASICが走る——スマイルブーム、Raspberry Pi用パッケージソフト「Pi STARTER」発売
  4. 機械学習とコンピュータービジョンの学習書——マイナビ出版、「OpenCVとPythonによる機械学習プログラミング」刊行
  5. Nintendo Laboのダンボールにはすごい技術がたくさん詰まっていた——自作のためのダンボールの知識とおまけAIデータ付き
  6. Arduino互換の教育向けロボットキット「Walrus v1.0」
  7. GPIOのロジック状態が可視化できる——デバッグ用Arduinoシールド「DeDe」
  8. スタイリッシュなハブレスホイール採用——パワフルな1000W電動キックスクーター「AKTIVO Scoot」
  9. Formlabs、ジュエリー向け光硬化樹脂「Castable Wax Resin」発表
  10. LPWA「LTE Cat.M1」と「AWS IoT 1-Click」に対応——京セラ、「LTE-Mボタン」を製品化

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る