革新的ものづくりのための思考法——翔泳社、「エンジニアのためのデザイン思考入門」発刊
2017/11/09 13:30
翔泳社は、ものづくりにおけるデザイン思考の方法論を紹介した「エンジニアのためのデザイン思考入門」を12月15日に発刊する。
デザイン思考とは、潜在的なニーズを捉えて新たな価値を生み出し、新しいユーザー体験のデザインを目指すものだ。本書は、東京工業大学が実施しているデザイン思考を使ったものづくり学ぶ授業「エンジニアリングデザインプロジェクト(EDP)」に基づき、EDPでの3年以上に渡る多くの実践事例を交えて、デザイン思考の方法論を紹介する。
特に新製品開発に携わる若手エンジニアや学生を対象としており、具体的には課題の絞り込み方法やデザイナーとチームを組むことの重要性、アイデアの出し合い方とまとめ方、手を動かしてアイデアを形にするプロセスなどを学ぶことができる。
本書は、東京工業大学エンジニアリングデザインプロジェクト、齊藤滋規氏、坂本啓氏、竹田陽子氏、角征典氏、大内孝子氏らの共著。A5、304ページで価格は2480円(税別)だ。