新しいものづくりがわかるメディア

RSS


家庭の卓上で射出成形加工ができる——デスクトップ型手動射出成形機「INARI」

オリジナルマインドが、家庭の卓上で射出成形加工ができるデスクトップ型手動射出成形機「INARI」を発売した。

INARIは、小型ながら量産力を備えた手動射出成形機だ。あらかじめフライス盤や3Dプリンターで、アルミやアクリル素材などの型を作成し、その型をINARIに装着。プラスチック素材のペレットを本体内部で熱しながらハンドルを使って型に押し込み、型に沿った形状に成形する。

使い勝手やメンテナンス性を向上させるため、溶けたペレットに直接、押し出し棒(プレスシャフト)を接触させない構造を採用。空気中の酸素の影響によるペレットの変色を防止し、溶けたペレットがプレスシャフトに絡みつかないようにした。また、材料のペレットを収めるシリンダーと型の接触面を大きくすることで、射出時に型にかかる力を軽減した。

最大押出量は6~10cc(材料や加熱温度により異なる)、加熱温度上限は270℃、加圧能力は10~17倍(理論値)、取付可能な型のサイズは厚さ70mm以下(縦横サイズ制限なし)となっている。本体重量が6kg、電源はAC100V50/60Hz、消費電力は200W。価格は19万8000円(税込)だ。

現時点で成形実績のある素材は、PS、PP、ABS、POM、PA6、PE、TPEの7種類。INARI専用ペレットとして、PP/CF(炭素繊維30%)が1180円/200g、PP(黒)が580円/250g、TPE(半透明 A44)が680円/250g(いずれも税込)などが同社Webサイトで販売されている。

その他のオプション品として、金属型を温めるための予熱器や、型やシリンダーを素早く冷やすための冷却器、型を固定する際に便利な位置合わせガイドなどを用意している。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 1ポンド硬貨より小さいArduino互換の超小型マイコン「Piksey Atto」
  2. それ、ラズパイでつくれるよ——メッセだけならラズパイでいい
  3. 70万円台で手に入るEV——3Dプリント製超小型電気自動車「YoYo」
  4. スタートアップは日本で量産できない——深センのジェネシスがスタートアップの駆け込み寺EMSになった理由
  5. IoTBASE、次世代LPWAN通信規格「ZETA」に対応したIoTトライアルパック提供開始
  6. 過酷な環境でも安定する音声コミュニケーションデバイスを目指して——「BONX mini」開発の苦悩
  7. 考えるだけで自在にコントロールできるAI搭載義手、2020年中に販売開始を予定
  8. シンプルな構造で組み立て簡単——Arduino搭載のミニロボットアームキット「LittleArm V3」
  9. それ、ラズパイでつくれるよ——人類史上最も無駄のないノートPC。をつくれるよ
  10. いつでもどこでもレーザー刻印できる——携帯型レーザー刻印機「LaserPecker Pro」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る