Formlabs、光造形方式3Dプリンター向けカラーレジン作成キット「Color Kit」を発表
2017/12/08 11:30
Formlabsは、同社の光造形(SLA)方式3Dプリンター「Form 2」向けカラーレジン作成キット「Color Kit」を発表した。
Color Kitは、レジンのベースになる「Color Base」カートリッジ、シアン(C)/マゼンタ(M)/イエロー(Y)/ブラック(K)/ホワイト(W)5色の顔料ボトル各色1本、注射器型の計量容器、色を作るための顔料の割合を掲載しているレシピブックを含むキットだ。
購入者は、計量容器を使ってレシピブックで指定されている分量の顔料を計量し、Color Baseに注入したあとよく振って混ぜてカラーレジンを作る。あとはColor BaseをForm 2にセットして使うだけだ。
Color Kit添付のレシピブックに従えば、Formlabsで検証済みの16色のレジンを作れるが、それ以外の色でも同社ウェブサイトに掲載されている「Color Picker」を使うと、好みの色を作るために必要なCMYKW各色の顔料の量を調べられる。Color Pickerで色見本の「CUSTOM」をクリックすると、PCで印刷する色を選ぶときと同じやり方でレジンの色を選ぶことができ、希望の色に最も近い色を作るためのCMYKW各色の顔料の分量をミリリットル単位で表示してくれる。
Color KitはFormlabsの通販サイトで注文可能で、International Store価格は199ドル(約2万2000円)。日本への送料と諸税が注文時に別途加算される。出荷開始は2018年1月以降の予定だ。