1辺18cm、本体重量1kg——コンパクトなFFF方式3Dプリンター「The Micro Plus」
2017/12/25 14:45
バランスボディ研究所は、FFF(熱溶融積層)方式の家庭用3Dプリンター「The Micro Plus」を発売した。
The Micro Plusは本体サイズ185×185×185mm、重量1.07kgというコンパクトなサイズが特徴だ。
プリントベッドとノズルとの間隔を自動調整してくれるオートキャリブレーション機能を備えており、印刷中の細かいパラメーターの調整は不要だ。また、作業中のデータを記憶できるメモリー機能も搭載しており、PCとの接続が切断された場合でも、作業が中断されることはないとしている。
純正フィラメントとして、PLAに加えて粘性がある柔らかめの「Tough」、PLAよりも強度の高い「Carbon」の3種類を用意。その他、ABS/ABS-R/カメレオンPLAなど、1.75径の汎用フィラメントに対応する。ABS使用には、別売りの専用加熱ベッドが必要となる。
最小位置決め精度はXY軸が15μm、Z軸が3μm。プリントヘッドの移動スピードは最大90mm/秒、造形スピードは通常45mm/秒となる。
専用ソフトウェアとして、無料で使用できる「M3Dソフトウェア」を用意。オンライン上にあらかじめ用意された3Dデータをドラッグアンドドロップするだけで、3Dプリントが開始できる。その他、STL、OBJファイル形式に対応する。
最大造形サイズは109×114×116mm。うち基礎造形サイズは113×109×74mm、上部造形サイズは91×84×42mmとなる。なお、上から42mmは、上部造形サイズ以上の作成はできない。
価格は6万9800円(税込)。純正PLAフィラメント(1本)が付属する。