本プログラムは、制作コスト、展覧会やイベントの参加費、海外の展示、国内外からアーティストを招へいして滞在中の活動を支援する事業「アーティスト・イン・レジデンス」での滞在費など、アーティストが抱える資金面での課題解決を目指すものだ。

CAMPFIRE上に特設ページを開設して、新進アーティストのプロジェクトを掲載し、CAMPFIREはクラウドファンディングにおけるプロジェクト作成時のノウハウ提供、特設ページの作成、広報活動などの支援、タグボートはアートコレクターへの告知やアーティストのSNS運用などのサポートを行い、プロジェクトが成立した際には実行の支援を行う。2018年には、年間10件以上のプロジェクトを掲載していく計画だとしている。

TAGBOAT SUPPORTの第1弾として、2017年12月25日から2018年2月27日の期間、プロジェクト「ニューヨークのギャラリーで展覧会を開催したい」を開催する。タグボートが東京と台北で開催したアートイベント「Independent（インディペンデント）」のグランプリを含む上位7名のアーティストによるプロジェクトで、目標金額は100万円で、ニューヨーク・マンハッタンのトライベッカにあるギャラリースペース「hpgrp Gallery New York」での展覧会を開催するための資金を募る。

今回は参加アーティストによる作品などを用意し、佐藤誠高：ポストカード5枚セット3000円、Aki Sakamoto：World Map ポスター3000円、岡田豊：ステッカー＆ポストカードセット3000円などのリターンがある。All-In方式が選択されているので、プロジェクト成立時に目標達成／未達成に関わらずファンディングが実施される。