コンパクトで持ち運びできる家庭用VRモーションシミュレーター「Yaw VR」
2018/01/12 14:30
家庭で使えるVRモーションシミュレーター「Yaw VR」がKickstarterに登場した。使わないときは2つのお椀を重ねるようにして収納でき、持ち運びも可能だ。
Yaw VRは、直径約740mm×高さ約380mm(収納時)で重さ約15kgと、小型かつ軽量。コンパクトでありながらヨー角(上下を軸とした水平面内の回転角度)は360°、水平軸に対する可動範囲は50°と本格的なモーションシミュレーターだ。
Yaw VRを使う際に両足を置くホルダーは調整可能で、身長120cm~190cmであれば使用可能。最大150kgまでの重さに耐えられるという。
Yaw VRは、モーションシミュレーションソフト「SimTools」のほか、80を超えるモーションシミュレーターアプリに対応。さらに、「Oculus Go」、「Samsung Gear VR」、「PlayStation VR」などPC以外のプラットフォームでも使えるように、現在、開発作業中だ。また、Yaw VRはオープンソースのため自作ソフトウェアでも使うことができる。
Yaw VRの早期割引価格は、890ドル(約10万円)。出荷は2018年8月の予定で、日本への送料は100ドル(約1万1000円)だ。
Yaw VRは、2018年2月25日まで15万ドル(約1700万円)を目標にクラウドファンディングを実施する。Yaw VRは、2018年1月9日~12日に米ラスベガスで開催された「CES 2018」にも出展している。