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月面探査に挑む「HAKUTO」、ロケット打ち上げ困難を受け、引き続きの挑戦を表明

Googleがスポンサーを務める月面無人探査レース「Google Lunar XPRIZE(GLXP)」に参加している「HAKUTO」は2018年1月11日、相乗りを予定していたインドの「TeamIndus」のロケットがレース期限内での打ち上げが難しいことを確認したと発表。引き続きあらゆる可能性を模索して実現を目指すと表明した。

GLXPは、月面に純民間開発の無人探査機を着陸させて、500m以上走行し、高解像度の動画や静止画データを地球に送信することを目標としたコンテスト。2010年に参加したHAKUTOは、日本発の民間月面探査の実現を目指すチームだ。

レース参加以来HAKUTOでは、月面を走る月面探査ローバーに特化して開発を進め、2016年12月には、TeamIndusが開発する月着陸船でHAKUTOのローバーを月面まで輸送する「相乗り」契約を締結した。2017年には、レースを主催するXPRIZE財団およびレースの審査員が来日してミッション計画の審査を実施。製造を完了させたローバー「SORATO」の熱真空試験なども実施されて基準をクリアするなど、順調に開発を進めていた。

HAKUTOのローバー(フライトモデル)
PSLVロケット

しかし、TeamIndusの打ち上げに関しての報道を受けてHAKUTOからTeamIndusに事実確認を行ったところ、TeamIndusとインド宇宙研究機関(ISRO)のロケット「PSLV」での打ち上げ調整がつかず、現時点ではGoogle Lunar XPRIZEのレース期限内(2018年3月31日)での打ち上げ実施が難しいことを確認したという。

この事態を受けHAKUTOは、今回の時点でGoogle Lunar XPRIZEからの離脱の意思はないことを表明。引き続きTeamIndusをサポートし、レース期限までミッション達成の可能性を模索するとし、XPRIZE財団、TeamIndusも交えてレース延期について協議することも検討している。一方、TeamIndusとの相乗り契約の継続を含めあらゆる方法を再度見直し、さまざまな選択肢の中で最も成功率の高い方法を検討していくとも表明している。

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