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LTE/3G通信の検証に——ドコモ、データ通信検証用SIMカード「IoTスターターSIM」の提供を開始

NTTドコモは、IoTソリューションの導入を検討する企業向けに、検証用のSIMカード「docomo IoTスターターSIM」の提供を2018年1月12日より開始した。

IoTスターターSIMでは、最長180日の国内データ通信(LTE/3G)、およびdocomo IoT回線管理プラットフォームによる回線管理機能が利用可能だ。SMS/音声通話/国際ローミングには対応していない。

利用したいデータ量に応じて、PLAN150(150MB)とPLAN1000(1GB)の2タイプをラインアップ。価格はPLAN150が5000円、PLAN1000が6000円(各税別)となる。プリペイド型のため、月々の費用やデータ量に応じた追加費用は発生しない。

使用可能端末はドコモユビキタスモジュール(UM-04KO)に加え、各種メーカーブランドの通信モジュールとなる。なお、各種メーカーブランドでの動作については各自確認が必要となる。

SIMカード到着後は、機器にカードを直接挿入するだけで利用可能だ。180日経過後もしくはデータ量の上限到達後は、通常の月次請求プランを契約することにより、カードを切り替えることなく継続利用できる。そのまま本格導入への移行も可能としている。

大規模なシステムの構築前に、手軽に導入検証/効果測定ができることがIoTスターターSIMのメリットだ。LTE通信による農業分野でのセンサー監視から、工場や防犯分野での映像監視のように大きな容量を必要とするソリューションまで、幅広い用途の検証に応用できるとしている。

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