IoTが体験できる宿泊施設「&AND HOSTEL」——秋葉原と神田に2カ月連続で新規オープンへ
2018/01/19 16:30
and factoryは、IoTが体験できるスマートホステル「&AND HOSTEL」の4号店「&AND HOSTEL AKIHABARA」を1月20日に、5号店「&AND HOSTEL KANDA」を2月20日に、それぞれ開業する予定だ。
両店舗では、遠隔からスマートフォンで家電製品の制御などができる大崎電気工業のスマートホーム向けIoTサービス「ホームウォッチ」との連携を図る。またヤフーが提供するIoTプラットフォーム「myThings Developers」との連携や、スマートスピーカーの活用も図っている。
&AND HOSTEL AKIHABARAでは、IoTルームに宿泊する客には、チェックイン時に鍵ではなく専用のスマートフォンを貸し出す。独自開発のIoTプラットフォームアプリ「&IoT」を用いて、ドアキーの開錠施錠や、エアコンなど居室内のさまざまな家電が操作できる。
また、宿泊客がスマートスピーカーに声をかけると、居室内のIoTデバイスが作動し、「外出」「リラックス」「集中」「起床」「就寝」の5シーンに応じた快適環境が瞬時に整う。例えば、就寝時にスマートスピーカーに「おやすみ」と話しかけると、7つのデバイスが一斉に作動し、照明の光量が調節され、リラックスできるアロマが香り、空気清浄機が静音モードになるなど就寝に適した環境を整える。
その他、スマートスピーカーで各種情報を提供。センシング技術やクラウドデータとの連携により、天候、防災情報、施設の利用状況などのリアルタイムな情報を通知する。