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IoTが体験できる宿泊施設「&AND HOSTEL」——秋葉原と神田に2カ月連続で新規オープンへ

and factoryは、IoTが体験できるスマートホステル「&AND HOSTEL」の4号店「&AND HOSTEL AKIHABARA」を1月20日に、5号店「&AND HOSTEL KANDA」を2月20日に、それぞれ開業する予定だ。

&AND HOSTELは、先端のIoTデバイスを集めたスマートホステルブランド。2016年8月に福岡博多に第1号店をオープンして以降、東京の浅草に2号店、上野に3号店をオープンしてきた。訪日外国人旅行者の増加による宿泊施設不足に対応するため出店を加速し、2018年内を目処に10店舗程度の開業を目指しており、今回、秋葉原と神田で2カ月連続の新規オープンとなった。

両店舗では、遠隔からスマートフォンで家電製品の制御などができる大崎電気工業のスマートホーム向けIoTサービス「ホームウォッチ」との連携を図る。またヤフーが提供するIoTプラットフォーム「myThings Developers」との連携や、スマートスピーカーの活用も図っている。

&AND HOSTEL AKIHABARAでは、IoTルームに宿泊する客には、チェックイン時に鍵ではなく専用のスマートフォンを貸し出す。独自開発のIoTプラットフォームアプリ「&IoT」を用いて、ドアキーの開錠施錠や、エアコンなど居室内のさまざまな家電が操作できる。

また、宿泊客がスマートスピーカーに声をかけると、居室内のIoTデバイスが作動し、「外出」「リラックス」「集中」「起床」「就寝」の5シーンに応じた快適環境が瞬時に整う。例えば、就寝時にスマートスピーカーに「おやすみ」と話しかけると、7つのデバイスが一斉に作動し、照明の光量が調節され、リラックスできるアロマが香り、空気清浄機が静音モードになるなど就寝に適した環境を整える。

その他、スマートスピーカーで各種情報を提供。センシング技術やクラウドデータとの連携により、天候、防災情報、施設の利用状況などのリアルタイムな情報を通知する。

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