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17カ国で40万台出荷——逆輸入型スタートアップDmet Productsの「SoundMoovz」が国内販売を開始

Dmet Productsは、世界17カ国で40万台を出荷しているウェアラブルガジェット「SoundMoovz」の国内販売を開始すると発表した。 DMM.comが国内代理店となり2018年2月15日からAmazonで先行販売、3月15日から大手家電量販店を中心に一般販売を開始する。価格は2組セットで7800円(税別)。

記者発表会で披露されたデモの様子

SoundMoovzは以前にも紹介しているが、ダンスの動きにあわせてBluetoothで接続したスマートフォンやタブレットから効果音が再生できるモーションセンシングデバイスだ。400種類の効果音が用意されている他、スマートフォンの録音機能を使って好きな音を登録できる。2017年から北米やヨーロッパなど海外17カ国で販売を開始し、これまでに40万台を出荷するヒット商品になった。

photo Dmet Products CEOの楠大吾氏

ダンスに合わせて効果音やビートを再生するため、開発面ではモーションによる入力からデバイスで再生されるまでの遅延を極力無くすことに注力したという。

開発・販売元のDmet Productsは、関西の鉄鋼商社「阪神メタリックス」の新規事業部門からスタート。2016年に関西で創業後、DMM.make AKIBAに入居。SoundMoovzのアイデアを着想し開発者のリクルーティングや、海外のバイヤーとの商談の機会を得て、商品化にこぎつけた。

photo SoundMoovzの海外展開をサポートしたニノサイバーパルのニコ・ニコリッチ氏。DMM.make AKIBAのイベントで楠氏によるプロトタイプによるデモを見て、製品の可能性に魅力を感じ、その場で声をかけたという

今後は南米やアジア圏への展開を予定している他、既に実装されている録音機能とは別に、ユーザーが自由に効果音を登録できる機能やライブ配信、オンライン対戦によるリズムゲームの追加を予定しているという。

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