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音やコードを覚えよう——ミュージックブロックキット「Soundbops」

必要な音だけをセットして鳴らせるミュージックブロックキット「Soundbops」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Soundbopsは、CDEFGAB(ドレミファソラシ)の各音が書かれた「bop」と呼ばれるブロックと、bopを並べる(2列×7カ所)ボードで構成される音楽学習キット。bopをボードの上に置き、押すだけで対応する音を鳴らすことができ、bopを重ねて置くとコード(和音)も出せる。

bopは識別しやすいように、音のアルファベットと対応したカラーリングで色分けされている。半音もあり、Aが紫、Bがピンクで、A#は紫とピンクの半円を合わせたリングになる。形状は基本の音高が丸型、そのオクターブ下が角形だ。練習用の楽譜はbopのデザインに対応し、課題のメロディに必要なbopと、それをどの順番で押せば良いかが書かれているので、子どもは好きな場所にbopをセットして順番に押すだけで簡単に曲を弾ける工夫がなされている。

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ボードには音量ボリュームとスピーカー、楽器選択ダイアルを搭載しており、トランペット、ピアノ、サクソフォン、ギター、ドラムなどの音が出せる。またBluetoothでiPad/iPhoneに接続でき、「Garage Band」などのMIDIアプリも利用できる。さらに、ヘッドフォン接続にも対応する。独自のアプリも2019年中に開発予定だとしている。

Soundbopsは「スターターパック」、「アドバンスドパック」、「エキスパートパック」の3タイプを用意しており、スターターパックは7音音階(CDEFGAB)、アドバンスドパックは7音音階に加えて半音5音(C♯D♯F♯G♯A♯)、加えてオクターブ下12音の合計24音、エキスパートパックはアドバンスドパックのbopを2セット提供する。対象年齢は、3才以上だ。

Soundbopsのスターターパック/アドバンスドパック/エキスパートパックは、 それぞれ70ポンド(約1万500円)/106ポンド(約1万5900円)/165ポンド(約2万4800円)で提供する。2018年12月の出荷を予定しているが、今のところ日本への出荷は未対応だ。

SoundbopsはKickstarterにて、2018年3月21日までクラウドファンディングを実施中。2月22日時点で、3万ポンド(約450万円)の目標額に対して約1万3000ポンド(約195万円)を集めている。

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