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セルラーとクラウドの接続を簡略化——STマイクロ、セルラーモデムを搭載した「STM32 Discovery Pack」発表

STマイクロエレクトロニクスは、2G/3GまたはLTE Cat M1/NB1ネットワークによるIoT機器とクラウドサービスの高速通信を可能にする2種類の「STM32 Discovery Pack」を発表した。

STM32 Discovery Packには、世界中の2G/3Gネットワークと通信可能なQuectel UG96モデム搭載の「P-L496G-CELL01」と、最新のLTE Cat M1/NB1(NB-IoT)規格に対応し2Gフォールバック用BG96モデムも搭載している「P-L496G-CELL02」の2種類がある。

パックには、超低消費電力32bitマイクロコントローラーSTM32L496開発ボードと、Quectel製セルラーモデム搭載のSTMod+セルラー拡張ボードが含まれている。ソフトウェアにはSTM32L496に移植されたEspruino組込みJavaScriptエンジンと、STM32Cube開発エコシステムと互換性を持つX-CUBE-CLD-GEN拡張パッケージが付属している。STM32Cubeのソフトウェアツール、ライブラリ、ミドルウェア、コードサンプルに対応しているため、C言語による性能の最適化が可能だ。

主要パートナーによるクラウドサービスにアクセスできるため、ユーザは開発中のIoT機器とデータの作成、テスト、展開、管理などを、各パートナーが提供するサービスを無償で試すツールとして使用できるとしている。

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