LyfieEye200は、魚眼レンズを本体の前後に1枚ずつ配置した全天球カメラ。Androidスマートフォンに接続して、360度の3K動画や静止画の撮影ができる。各レンズの画角は180度以上で、リアルタイムでスティッチング処理をする。

撮影した画像や動画は、スマートフォン上で専用アプリ「LyfieView」を使って編集し、友人や家族とシェアしたりSNSにアップロードしたりできる。また、別アプリの「LyfieRoam」を使って撮影した静止画からVR（仮想現実）マップを作ったり、「LyfieStroll」で動画にテキストや3Dの矢印などを付け加えてAR（拡張現実）データを作成したりすることもできるという。

LyfieEye200の解像度は2880×1440ピクセルで、フレームレートは30fps。撮影した画像や動画はスマートフォン本体内に保存され、1回の動画撮影で最大3.7GBまで記録できる。消費電力は1.5W未満。LyfieEye200のサイズは、37.59×38.69×21.71mmで、重さは14.7gだ。インターフェースはUSB Type-Cだが、アダプターを使用するとUSB Type-AやMicro USBにも接続できる。

対応OSはAndroid 5.0以上。Windows 7以上にも対応しており、ラップトップPC用コネクター「LyfieFoot」を使ってPCに接続すると360度ウェブカメラとして使うこともできる。

アクセサリー類は、LyfieFootやアダプターの他にスタンド、専用ポーチなどが用意されている。

LyfieEye200の早期割引価格は、専用ポーチ付きで89ドル（約9400円）。LyfieFootなど全てのアクセサリーが付属するセットが115ドル（約1万2000円）だ。出荷は2018年6月の予定で、日本への送料は10ドル（約1100円）だ。

LyfieEye200は2018年4月13日までクラウドファンディングを実施。2018年3月19日時点で、目標額2万ドル（約210万円）に対して約7600ドル（約80万円）を集めている。