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IoTで電力を可視化しよう——「AWS IoT用電力計キット」

スペクトラム・テクノロジーは、AWS(Amazon Web Services) IoTを使って電力量を測定できる「AWS IoT用電力計キット」を2018年3月29日に発売する。

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同キットは、交流が測定できるCTセンサーおよびADコンバーターで構成され、同社のRaspberry Pi 3 model Bベースの「はじめてのAWS IoT開発キット」と接続することで、電力量を測定できる。

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CTセンサーは4個付属し、主幹、各ブレーカーの10秒ごとの電力(watt)や時間ごとの電力使用量(kwh)、時間ごとの電気代(円)のリアルタイム表示ができ、AWS IoTのDynamoDBからデータをCSVで出力して詳細の分析を行うことも可能だ。

同キットを活用することで、ローコストで深夜の不要な電力や無駄な空調などを可視化できコスト削減が図れる。また、電力の長期間モニタリングやトラブル時の調査など、IoTを使った課題解決ができる。電力計測プログラムはPythonで記述されているので、他のセンサーと組み合わせたり計測周期を変えたりするなどの応用も出来るだろう。

キットの内容は、CTセンサー×4、ADコンバーター×1に抵抗、コード、マニュアル、プログラムが付き、価格は1万円(税別)だ。14日間の無料運用サポートも付く。なお、AWS IoTが無料で利用できるのは無料利用枠内にあることが前提のため、利用料金の発生については各自確認が必要だ。

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