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温湿度と気圧をリアルタイムモニターできる——ワイヤレスセンシングシステム「Tempy」

温湿度/気圧のワイヤレスセンシングシステム「Tempy」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Tempyは、温湿度と気圧をリモートモニタリングできるセンシングシステムだ。センサーユニットには温湿度と気圧が計測できる「Tempy+」と温度だけが測定できる「Tempy」があり、これらのセンサーを専用ゲートウェイユニット「Tempy Gateway」で接続し、クラウド上に取得した環境データを保存、可視化することができる。

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センサーユニットは、屋外などへの設置も考慮して防水/防塵規格「IP65」準拠のケースに収められている。ゲートウェイとの通信は2.4GHz ISMバンドの専用通信を使用し、通信可能距離は最大1200mで、レンジ内にゲートウェイを検出すると自動的に通信を開始するとしている。

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センサーユニットの登録や管理、環境データの管理などは専用アプリ「Tempy Web App」によって実施する。アプリではライブで環境データをモニタリングでき、また取得したデータをトリガーとしてテキストメッセージやEメールを送信するような設定も可能だ。

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Tempyセンサーは、アルカリ単三電池×2で約10年稼働するとしている。センサーのサイズは103×50×30mmで、ゲートウェイのサイズは104×55×25mm。温度/湿度/気圧の測定範囲(誤差)は-40~60℃(±0.25℃)/0~100%(±3%)/300~1100hPa(±0.12 hPa)だ。1台のゲートウェイにつき、最大1000台のセンサーを接続でき、ゲートウェイの増設もできる。

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Tempyは、温度データのみ対応タイプを129カナダドル(約1万600円)、温湿度/気圧データ対応タイプを155カナダドル(約1万2800円)で提供する。それぞれ本体の他、ゲートウェイ、イーサネットケーブル(CAT6)、USB電源アダプター、単三電池×2、両面ベルクロテープが付属する。2018年6月の出荷を予定しているが、日本への出荷には未対応だ。

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TempyはKickstarterにて、1万カナダドル(約83万円)を目標に2018年5月12日までクラウドファンディングを実施中だ。

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