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Arduinoでいろいろなセンサーが使える——4種類のマルチセンサーボード「PYGO boards for Arduino」

Arduinoで使えるマルチセンサーボード「PYGO boards for Arduino」がKickstarterに登場した。

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PYGO boards for Arduinoの4タイプの基板は、それぞれIoT用途に利用できる様々なセンサー類を実装し、Arduino Unoとスタッカブルなデザインだ。センサーとの通信インターフェースはI2Cをサポートし、レベルシフターによって5/3.3Vで利用できる。Arduinoを使ったIoTシステムのプロトタイピングやセンサー類の実験/学習に適したプロダクトだ。

各基板の主な仕様は以下の通り:

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【CIRCUIT-101 PYGO BOARD】

  • シリーズ/パラレル接続されたLEDとドライバー回路
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【MOTION-101 PYGO Board】

  • LSM9DS1(3D加速度センサー、ジャイロスコープ、磁気センサー)
  • LIS3DH(MEMSモーションセンサー、3軸小型加速度センサー)
  • MAG3110(3軸デジタル磁気センサー)
  • L3GD20H(MEMSモーションセンサー、3軸デジタルジャイロスコープ)
  • APDS-9960(デジタル光センサー)
  • SPW2430(MEMSマイクロフォン)
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【TEMP-101 PYGO PCB Board】

  • MCP9808(デジタル温度センサー)
  • MPL3115A2(温度/圧力センサー)
  • NTCLE100E3224JB0(アナログサーミスター)
  • SI7021(温湿度センサー)
  • TMP006(赤外線センサー)
  • TMP36(アナログ温度センサー)
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【ENVIRO-101 PYGO Board】

  • SI1145(近接/UV光センサー)
  • TEMT6000(アナログ光センサー)
  • TSL2591(光/デジタルコンバーター)
  • VEML6070(UV光センサー)
  • BME280(温湿度/気圧センサー)
  • CCS811(ガスセンサー)

PYGO boards for Arduinoは4枚セットを240カナダドル(約2万400円)で提供し、2018年7月の出荷を予定している。日本への送料は30カナダドル(約2550円)が必要だ。

PYGO boards for ArduinoはKickstarterにて、7万1817カナダドル(約610万円)の目標額で2018年5月20日までクラウドファンディングを実施中だ。

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