Arduinoでいろいろなセンサーが使える——4種類のマルチセンサーボード「PYGO boards for Arduino」
2018/04/11 14:00

Arduinoで使えるマルチセンサーボード「PYGO boards for Arduino」がKickstarterに登場した。

PYGO boards for Arduinoの4タイプの基板は、それぞれIoT用途に利用できる様々なセンサー類を実装し、Arduino Unoとスタッカブルなデザインだ。センサーとの通信インターフェースはI2Cをサポートし、レベルシフターによって5/3.3Vで利用できる。Arduinoを使ったIoTシステムのプロトタイピングやセンサー類の実験/学習に適したプロダクトだ。
各基板の主な仕様は以下の通り:

【CIRCUIT-101 PYGO BOARD】
- シリーズ/パラレル接続されたLEDとドライバー回路

【MOTION-101 PYGO Board】
- LSM9DS1(3D加速度センサー、ジャイロスコープ、磁気センサー)
- LIS3DH(MEMSモーションセンサー、3軸小型加速度センサー)
- MAG3110(3軸デジタル磁気センサー)
- L3GD20H(MEMSモーションセンサー、3軸デジタルジャイロスコープ)
- APDS-9960(デジタル光センサー)
- SPW2430(MEMSマイクロフォン)

【TEMP-101 PYGO PCB Board】
- MCP9808(デジタル温度センサー)
- MPL3115A2(温度/圧力センサー)
- NTCLE100E3224JB0(アナログサーミスター)
- SI7021(温湿度センサー)
- TMP006(赤外線センサー)
- TMP36(アナログ温度センサー)

【ENVIRO-101 PYGO Board】
- SI1145(近接/UV光センサー)
- TEMT6000(アナログ光センサー)
- TSL2591(光/デジタルコンバーター)
- VEML6070(UV光センサー)
- BME280(温湿度/気圧センサー)
- CCS811(ガスセンサー)
PYGO boards for Arduinoは4枚セットを240カナダドル(約2万400円)で提供し、2018年7月の出荷を予定している。日本への送料は30カナダドル(約2550円)が必要だ。
PYGO boards for ArduinoはKickstarterにて、7万1817カナダドル(約610万円)の目標額で2018年5月20日までクラウドファンディングを実施中だ。