Raspberry Piを堅牢化したIoTゲートウェイ「BH3」の新モデルを発売
2018/04/13 11:15
ビズライト・テクノロジーは、Raspberry Pi 3 Model Bを利用し、業務用途向けに堅牢化したIoTゲートウェイ「BH3」の新モデルを発売した。価格はオープンだ。
BH3の新モデルは、ユーザーの要望を反映して使いやすさを高めている。まず、ケースの一部に開閉機構を設け、工具不要でピンヘッダやカードスロットにアクセス可能にした。
また、端末上部の電源確認用LED以外に、運用監視などに使える汎用LED(オレンジ色)を搭載した。
BH3を含む同社のBHシリーズは、Raspberry Piを産業用に利用できるよう堅牢化を図った製品群。電源断時の正常シャットダウン機能や時計機能(RTC)の搭載、5V電源のダイレクト供給による電源の強化、耐ノイズ性能の大幅改善、放熱対策、CPUの暴走対策、GPIOラインのノイズ低減など、産業用途で安定利用するためのさまざまな仕組みを実装している。
同シリーズの利用領域としては、デジタルサイネージ向けSTBや、各種モニタリングシステムの表示端末、農業用監視/警報システムなどが想定されている。