SwissMakは、8ツールタレットを備えてスピーディーな加工が可能な5軸金属加工機だ。ライブツールにも対応し、高い自由度で多彩な加工に対応する。各軸のストロークは、ヘッド（Z軸）が400mm、ミリング（X／Y軸）が200／300mm、ツールタレット（X軸）が200mmで、ヘッド（B軸）は±90度回転できる。

ミリングスピンドルは、BLDCモーターをODriveの制御基板で動かしている。モジュール構造をとっているので、他の軸もBLDC+ODriveの構成とすることで本格的なCNC加工機へのアップデートも可能だ。

ミリングスピンドルはベルト駆動／6000rpm／2HP／マウントは30テーパー。ターニングスピンドルはベルト駆動／2000rpm／2HP／マウントは6インチチャック、ライブツールはべベルギア駆動／6000rpm／1hpとなっている。本体の重さは約180㎏だ。

SwissMakは4699ドル（約51万円）で提供しており、出荷は2018年10月を予定している。日本への送料については確認が必要だ。

SwissMakはKickstarterにて、2018年5月19日までクラウドファンディングを実施中。4月24日時点で、12万ドル（約1304万円）の目標額に対して約6万6000ドル（約717万円）を集めている。