子供向けSTEM教育で提携——TechShareとBeFun、「DOBOT Magician」を使ったプログラムを共同で開発/提供
2018/05/11 16:30
TechShareと子供向けプログラミング教室BeFun(以下、BeFun)は、ロボットアーム「DOBOT Magician」を使った子供向けSTEM教育のプログラム開発/提供を共同実施することで提携する。
BeFunは、Raspberry Piなどを使った電子工作などを活用して子供向けのプログラミング教育を提供しているプログラミング教室。オープンソースハードウェア関連製品の開発/販売や技術研修などを手掛けるTechShareは、これまで子供向け教育の提供経験が十分ではなかった。同社のSTEM教育のアプローチがBefunと近く、また活動地域が共通であることから今回の業務提携に至ったという。
今後TechShareでは、BeFunの運営をサポートするとともに、共同開発した教育プログラムやその経験の蓄積を使って、プログラミング教室、学習塾、小学校などを対象とした、子供向けSTEM教育用教材の開発、教師育成プログラムの提供などSTEM教育導入のためのサポートプログラムを順次強化していく予定だ。
また、Befunの教室では、TechShareとの提携により、DOBOT Magicianを活用したプログラムとともに、Raspberry Pi、Arduinoなどのロボット教材が利用できる環境となった。これらの教材を使って電子工作などの「ものづくり」を通して、「仕組み」を理解することにポイントをおいた教育が提供できるようになる。
今回の提携に伴い、TechShareオフィス内にBefunの東陽町教室が2018年9月に開校する予定だ。