新しいものづくりがわかるメディア

RSS


プレイヤーの感情をゲームに反映する——ゲーム用スマートリストバンド「Ankkoro」

プレイ中の人間の感情をゲームに反映するスマートリストバンド「Ankkoro」がKickstarterに登場し、支援を募っている。

Ankkoro

Ankkoroは、プレイヤーの喜怒哀楽などの感情をリアルタイムでゲームにフィードバックし、感情をきっかけにゲームの流れを変えることを意図した新しいコンセプトのゲーム用デバイス。リストバンド本体、ドッキングステーション、開発元が提供する専用プラットフォームサービスの3つで構成される。

Ankkoro
Ankkoro

Ankkoroは、リストバンドを装着したプレイヤーの体温、心拍数、体の動き、ガルバニック皮膚反応(Galvanic Skin Response、GSR)をリストバンドの内蔵センサーで読み取る。GSRとは精神的動揺による発汗活動に対応して生じる皮膚表面の電気抵抗率の変化のことで、うそ発見器などにも応用されている。プレイヤーが感じている恐怖や喜び、緊張や解放感などから生じる生体信号を独自開発の「Emotion Sense」技術により分析し、感情の状態をリアルタイムで測定する。測定された感情の状態は、リアルタイムでゲームにフィードバックされる。

Ankkoro

ドッキングステーションは、リストバンドの充電機能のほかにビデオキャプチャー機能を備える。このビデオキャプチャー機能とゲームに特化したライブストリーミング配信サービス「Twitch」を組み合わせて使うと、ゲーム画面上にAnkkoroが捉えたプレイヤーの感情の状態をオーバーレイ表示できる。

Ankkoro

Ankkoro対応のゲームは、自社開発の「Coolspy」、「Berserk's Wrath」、「Space's Horror」を含む計6本が用意されている。プレイヤーの感情の状態をプレイ中のゲームにリアルタイムに反映することでプレイヤーはゲームに能動的に関わっていくことになり、今までのゲームとは全く違った新しいゲームになるという。

さらに、リストバンドは身体の動きを検知するIMU(慣性計測ユニット)を搭載しているので、3Dジェスチャー認識を活用する新しいタイプのゲームコントローラーとして使うことも可能になるとのことだ。

Ankkoro

Ankkoroの早期割引価格は、リストバンド本体、ドッキングステーション、専用プラットフォーム用アカウント、Ankkoro対応ゲームソフト3本のダウンロードリンクがセットになったスターターパックが106ドル(約1万2000円)。スターターパックにSDK/APIへの早期アクセス権利が付属する開発キットの価格は、199ドル(約2万2000円)だ。

出荷は2019年9月の予定で、日本への送料は15ドル(約1700円)。ただし、AnkkoroはBluetooth通信を行うため、日本国内で使用するには技適(技術基準適合証明/認定)を取得し技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

Ankkoroは10万ドル(約1100万円)を目標に、2018年7月28日までクラウドファンディングを実施する。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. ArduinoやRaspberry Piで使える高性能AI視覚センサー「HuskyLens」
  2. 500ドル以下でXY精度3μmを実現——デスクトップSLA方式3Dプリンター「SolidMaker」
  3. 製造業の常識を破壊して海外へ飛び出す——骨伝導イヤホン「BoCo」
  4. 高度な数学者が小学生レベルの引き算を間違えてしまう理由とは
  5. ロボットアームを家庭にも——高精度なミニロボットアーム「Mirobot」
  6. 厳しい暑さも快適に——半導体を使った独自技術で冷却するクールスーツ「Smart Cool Jacket」
  7. 未来を「つくる場=つくば」へ——つくば初のMaker Faire「Tsukuba Mini Maker Faire」が2020年2月に開催
  8. プログラマーのための備忘録——ASCIIコードや2/10/16進数の変換表を1枚のカードにまとめた「ANCHOCO」
  9. micro:bitでオリジナル作品を作ろう——オーム社、「プログラム×工作でつくるmicro:bit」発刊
  10. 日本最大級の自作ハードウェアコンテンスト「GUGEN2019」が作品募集を開始

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る