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優勝賞金30万円——がじぇっとるねさす、アイデアコンテンスト「GR LYCHEE DESIGN CONTEST 2018 in Japan」開催

ルネサスは、「アイデアとエレクトロニクスをつなげて喜びを生む」ことを目的としたコンテスト「GR LYCHEE DESIGN CONTEST 2018 in Japan」を開催する。

同コンテストは、アイデアを素早くプロトタイピングできるアイテムの提供などを通じてものづくりを支援する「GADGET RENESAS」(がじぇるね)が提供するプロトタイピングボードを使用した作品を募集するものだ。

2016年から開催してきた同コンテストの今年のテーマは「カメラやIoTで課題を解決」。高齢化社会や生産年齢人口の減少などの社会的課題に対して、人間の目の役割を果たすカメラ、そしてインターネットによる付加価値の向上に焦点を当てる。対象となるボードは、カメラと無線通信を標準搭載し、OpenCVやe-AIも使用できる「GR- LYCHEE」だ。

photo GR-LYCHEE

GR-LYCHEEは、カメラと無線を搭載したIoTプロトタイピングボードで、Arduino UNOとピン互換性があり、 ARMのMbed開発環境が使用できる。Renesas Webコンパイラ、IDE for GRでのArduinoライクなスケッチの作成も可能だ。

「喜ぶ人や制作概要を示したテキスト・図面」を対象とした1次選考は2018年7月27日までで、課題提示の明確さや課題解決アプローチ手段の適正度、新規性などが選考基準となる。

1次選考者にはGR- LYCHEEが送付され、中間発表をはさみながら、2018年10月29日に2次選考、同年12月8日に最終選考が行われる。

優勝賞金は30万円、2位が20万円、3位が10万円。以降10位まで賞金対象となり、別枠でテーマ賞(3万円)やがじぇねる賞(3万円)が設けられている。

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