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イノベーター育成、ビジネス創出プログラム「NAGOYA BOOST 10000」が始動

名古屋市主催のイノベーター育成、ビジネス創出プログラム「NAGOYA BOOST 10000」(ナゴヤブーストテンサウザンド)が開始する。

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同プログラムは、共創によるビジネス創出やAI、IoT分野における若手人材の育成等を目的とした事業だ。首都圏のICT企業と地元企業との共創を促して、ビジネス創出を目指す「NAGOYA HACKATHON」、AI/IoT分野の若手人材の育成を目的とした「AI・IoT人材BOOSTプログラム」、それらの成果をプレゼンテーションする「NAGOYA BOOST DAY」の3事業で構成される。

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2018年度のテーマは「HEALTH TECH NAGOYA」(ヘルステックナゴヤ)。国が進める働き方改革の流れや国民の健康志向が高まっており、さらに、医療、福祉分野などの健康分野は、同市が成長分野として重要視している。このような分野においてAIやIoTなどの最新技術を利用し、課題解決と産業活性化のためのイノベーター育成および新しいビジネスの創出を目指す。

NAGOYA HACKATHONは、「Health Tech Nagoya~健康(医療・福祉・スポーツ等)の分野と最新技術を掛け合わせて、新しい製品・サービスを創り出せ~」をテーマに、ハッカソンで生まれたアイデアを具現化し、ビジネスにつなげるためのハッカソンという位置づけだ。開催後の試作開発や実証実験の支援も合わせて行う。日程は2018年9月8日~同月9日、名城大学名古屋ドーム前キャンパスで実施される。応募期間は同年7月24日~8月24日を予定しており、応募資格は法人または個人のクリエイター、エンジニア、プランナーだ。

AI・IoT人材BOOSTプログラムは、AI、IoTにおける最新技術の知識を取得し、自ら考え試行錯誤しながらオリジナルの成果物を生み出すとともに、サービスや製品開発のプロセス全般とビジネス開発に必要な知識全般を学ぶプログラムだ。期間は基礎プログラムが2018年10月~11月(計4回)、応用プログラムが同年11月から2019年1月(計約10~20回)。最新技術を活用した新規事業作りや起業を目指したり、最新技術分野で活躍したい大学生および企業の若手人材を対象とする。募集期間は2018年8月8日~同年9月11日を予定。定員は20名、参加費は無料だ。

NAGOYA BOOST DAYは上記の両プログラムを通じて作成したプロトタイプとビジネスモデルを公開し、専門家が評価する場となる。ハッカソン参加者から3チーム程度、人材BOOSTプログラムから5チーム程度、加えて一般応募から2チーム程度が登壇する予定だ。審査、評価員は、投資家や企業の新規事業担当者、自治体等の関係者や各分野の専門家など幅広い分野から集める予定だ。開催日時は2019年2月上旬から中旬を予定している。

なお、プログラムの運営はJellyWareが行う。

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