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光造形での後処理を自動化できる——SLA方式3Dプリント用洗浄/キュアリングシステム「AirCure」

光造形(SLA)方式3Dプリンターによる造形物を洗浄/ポストキュアできる「AirCure」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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AirCureは、容量900ml、サイズ約140×180×99mmのプラスチック容器内でIPA(イソプロピルアルコール)洗浄を行い、24W12VのUV LEDによるポストキュアで造形物の強度を高める。

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洗浄後のIPAは独自のドレイン構造により、造形物を容器内に残したまま外気や肌に触れることなく排出できる。容器にはUV保護層が施され、キュアリングプロセスにおいてUVが外へ漏れないようにしている。直径2.8mmの穴から空気を排出するエアディフューザーのサイズは64.22×10mm。電源は110V対応だ。

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AirCureの予定小売り価格は250ドル(約2万8000円)で、今なら数量限定の早割価格180ドル(約2万円)で入手できる。2018年12月の出荷を予定しているが、今のところ日本への出荷には未対応だ。

AirCureはKickstarterにて、2000ドル(約22万円)を目標に2018年9月6日までクラウドファンディングを実施する。

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