CQ出版、EMC設計ハンドブック「ノイズ解決の早道六法」発刊
2018/10/02 11:30
CQ出版は、「ノイズ解決の早道六法」を2018年10月5日に発売する。電気製品から発生するノイズを抑制するとともに、周囲からの電気的ノイズの影響を防ぐためのプリント基板やシステム設計によるEMC(Electromagnetic Compatibility)対策の解説書だ。
本書は、Mark I.Montrose氏が執筆した「EMC Made Simple-Printed Circuit Board and System Design」の日本語訳だ。基板やケースから、コネクターやケーブルまで正しく理解し、シンプルに対策する方法が解説されており、日本の技術者にも読みやすい資料となっているという。
マックスウェル方程式やアンテナの定義などの電磁気学理論から始まり、シグナルインテグリティなどに関する伝送線路理論、インダクタンスの種類やプリント基板のレイアウトと配線長の関係、電源分配ネットワーク(PDN)、リファレンス接続(グラウンド接続)、シールド、ガスケット、導電性塗料、フィルターなどについて述べられている。
B5判256ページで、価格は9720円(税込)だ。