LEDビジュアライザーを自分でプログラミング——小型スピーカーDIYキット「AUDX」
2018/10/17 12:30
ArduinoベースのLEDビジュアライザー付き小型スピーカーDIYキット「AUDX」が、Kickstarterでクラウドファンディング中だ。
AUDXは、以前、fabcrossで紹介したポータブルゲームコンソール「2048」やロボットDIYキット「NOVA」を開発したクリエイターによる新プロジェクト。スピーカーの組み立て過程を通して、はんだ付けの基本的なスキルを磨いたり電子工学と音響機器の基本概念を理解したりするようになるとしている。初心者向けに組み立てガイドや動画によるチュートリアルも準備するという。
キットの内容物は、マイクロコントローラー「ATmega328P」、AGC(Auto Gain Control)内蔵マイクアンプモジュール「MAX9814」、2.5W D級アンプ「PAM8302」、電源IC「TPS61090」、スピーカー(3W/4Ω)、8×8オレンジ色LEDドットマトリックスモジュールなどを含む。
AUDXはArduinoベースのため、Arduinoとケーブル接続してArduino IDEでプログラミングすることができる。音楽に合わせてLEDが光るプログラムを書きビジュアライザーを作っていくうちに、プログラミングを覚えるようになるとしている。プログラム教育ガイドは開発元のウェブサイトで提供する予定だ。
AUDXは単4電池3個で動作するので、持ち歩きに便利だ。音声ケーブルでスマートフォンや音楽プレイヤーと接続して音楽を再生できるだけでなく、AUDXにBluetoothレシーバーを取り付けるとワイヤレススピーカーとしても使える。
AUDXの特別早期割引価格は、119ポンド(約18000円)。出荷は2019年2月の予定で、日本への送料は無料だ。
AUDXは、2018年11月25日までクラウドファンディングを実施。2018年10月17日時点で、目標額1万5000ポンド(約220万円)に対して約2900ポンド(約43万円)を集めている。