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3Dプリントで全ての人に住宅を——建築用3Dプリンタープロジェクト「Open House」

建築用3Dプリンターのプロジェクト「Open House」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

Open House

Open Houseは、従来と異なるコンセプトでデザインされた建築用3Dプリンター。全方向ホイールを備えておりあらゆる方向に移動可能で、ロボットアームのような形をしている。3Dプリントのほか、ヘッドを交換すればさまざまな作業が可能で、最終的には建築ロボットを目指している。Open Houseは現在開発中で、記事執筆時点では大きさ15×30インチ(約380×760mm)、リーチ6メートルの小型プロトタイプが製作されている。

Open House

クリエイターのPetricorによれば、自分が住む家を手に入れられない人の数は2018年だけでも世界中で16億人に上るという。米国で2000平方フィート(約186平方メートル)の住宅建築費用は平均30万ドル(約3400万円)で、その50~70%は人件費で占められるとのことだ。Open Houseの導入で建築のあり方は大きく変わるとPetricorは考えている。

このキャンペーンは、大型のプロトタイプを製作し開発をさらに進めるための資金集めを目的としている。計画中のプロトタイプの大きさは30×60インチ(約760×1500mm)で、リーチ3メートル。新しいプロトタイプで犬小屋や庭のフェンス程度の大きさの物は作れるという。Petricorは、Kickstarterを通じてこのプロトタイプの販売も考えているとしている。

Open House

Open Houseへの出資は1ドルから受け付けており、金額に応じてキーホルダー、Tシャツ、タンブラーなどの記念品を用意している。最高額1000ドル(約11万4000円)のリワードへの出資者にはPetricor創業者兼最高経営責任者(CEO)のサイン入りOpen Houseの3Dプリントモデル(限定25台)が送られる。発送は2019年9月の予定で、日本への送料は50ドル(約5700円)だ。

Open Houseは1万ドル(約110万円)を目標に、2018年12月7日までクラウドファンディングを実施する。

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