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STマイクロ、Arm Cortex-M0+を搭載した「STM32L0x0バリュー・ライン」を発売

STマイクロエレクトロニクスは、超低消費電力32bitマイクロコントローラー「STM32L0」シリーズに、Arm Cortex-M0+プロセッサを搭載した「STM32L0x0バリュー・ライン」を追加した。

STM32L0x0バリュー・ラインは、Arm Cortex-M0+プロセッサを搭載することで、効率的なパフォーマンスと超低消費電力を両立。また、最大128KBのFlashメモリーと最大20KBのSRAM、最大512バイトのEEPROMを搭載でき、外部部品の削減や基板面積、部品コストの低減が可能になるという。

同製品ラインは、同社独自の省電力低リークプロセスを採用すると共に、超低消費電流ADコンバーター(10ksps時41μA)や低電力UART、低電力タイマーなどの低消費電力の周辺機器を搭載。RTCやRAMのデータを保持しながら670nAまで消費電力を落とすことができ、省電力モードからは5μ秒で高速復帰する。

製造コストやサイズの制約が厳しいフィットネス機器やコンピュータ、ゲーム機器用のアクセサリー、リモコンなど、また、個人用医療機器や産業用センサー、各種IoT機器向け用途に適しているという。

Flashメモリーは16/64/128KB、EEPROMは128/256/512Byteの6品種があり、現在すでに量産中。大量購入時の単価が約0.32ドルからとなる。

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